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横川 秀夫 訳     
サミュエル E ストーン 最近の作品


序  生きるということの不可解

 答を見出す事のできない問題を追い求めながら 
夢のなかで私たちは明日を夢み日々を過していて
過ぎていく時間という自然を把握してはいおらず
今日という日の幸せを昨日の悲しみのなかに見失っている

優雅に飛ぶ鳥


遥かな天上のなかにある神の愛の故に
私たちはこの地上に存在する
私たちは神の永遠の愛からの贈り物であり
私たちの誕生は卑しいとする理由である

私たちが存在するこの複雑な世界に於いて
iあくまでも主張すべきかどうか探求するにつき
その歩む一歩ごとに私たちはあがきながら
行為することが生きるため旅であると考える

この地上での私たちの生とは実験であり
生きることによって私たちは学び
最善を尽くすことによって誇りを手に入れ
死ぬことによって私たちは変化をとげる

実験をすることによって私たちは日々 
喜び、悲しみそして苦痛について学び
私たちの道についての理解を深め
土砂降りの雨のなかでもダンスする心を培う

死とは新たな出発のための始まりで
平和とは単なる言葉ではなく
青空と雲のなかの歓喜であり
優雅に飛ぶ鳥の自由さのことなのだ

陽光とウイゥキー


太陽の光とウイスキーは手に手をとり
太陽の暖かさと微笑む顔の表情
ブランド名にはまるで関係はなく
しゅす織とレース飾りの空想を語る

生とは比較を遥かに超越した生命身体であり
愛するもの、分かちあうべき素晴らしい時間
用心しなければならない高速レーンでの車旅
私たちは塩辛い海の大気の中で寛いでいる

正しいあるいは間違った報酬の間の争いごと
信じさせようとする国土での時間のなかですら
本のページまくるように時間は刻々と過ぎ
時には左翼だけが涙で袖を濡らしている

しばしば生の時間と事象とは気づかずに過ぎ
昨日通った小道の旅は明日へとつながって行き
本当の愛を探し得ることとは配当金を得ることで
それにより苦痛と悲しみとから救わ得るのだからだ

夏の日に暖かなそよ風に吹かれながらの
グラス一杯のウイスキーと太陽は実に明るく
すべてのものを上機嫌してくれ
行くべき道を求めながら私たちは次の一歩を踏みだす

大同小異


私たちは皆同質ではあっても多くの異なった人々は
どうにもやって行くことのできない世界に住みながら
意見や思想その他ある種の野蛮で無気力な人々をも 含め
私たちは単純でちっぽけな歌の下で戦争決議を美化し ている

権力と貪欲の国土にあっては優れた詩歌は邪悪であり
しばしば戦争を正当化する勝手な口実を与え
詩人たちは宣伝集団として分断され
必要のない戦闘と死を賞賛し喧伝している

昨日という国土のなかで私たちは明日のために生き
今日という日の重要性については全く気づいてはいな い
歩む一歩一歩ごとに私たちは悲しみにすすり泣き
そうした事だけが人間として私たちのできる唯一の方法 となっている


私たちの求める思想や欲望につういて言えば
この世界に於て私たちはみな似たり寄ったりだが
戦争を止めるために私たちはまずストライキをうたなけ ればならない
最終的には過激であるか従順であるかについては問題 ではない

直面する問題は私たちの心のなかで造成されたもので あり
生活という現実は安易な結論に飛躍することであって
男対男といった原初からの考え方そしてまた
富と権力に関する私たちの論争は幻想にすぎない

知っておかなければならないこと


昨日の夢の幻想のなかに生きながら
明日への希望は視界から遠のき色あせ
この世のたくらみの早いペースにとらわれて
正しいことから悪を識別することすらできはしない

貪欲と権力によって支配されているこの国土では
しばしば誤った認識に私たちは導かれている
勝利者たちはそうした傾向を貫こうと日々腐心していて
必要のない欲求と欲望によって私たちを支配しようとし ている

生きることの十字路に於て私たちは道を選択しなけれ ばならない
選択された道は永遠に続くべき石の中に投げ込まれ
真実と結末は誰も欲しはしない憤りをもたらし
私たちが行為するしないに関わらず私たちの過去に付 きまとっている

束の間の心の安寧を与えてしかくれない
注意すべき幻想から私たちは逃れようとする
生とは解決策のない混乱にとらわれたあがきであり
長い旅の一歩一歩ごとに私たちは過去から学んでいる

生とは私たちの身体と魂の精神的な探求の過程であり
その探求は風の吹くところへと私たちを導き
私たちの苦悩と艱難は代価つまり価格を持つが
愛という意味こそ知っておかなければならないことのす べてなのだ