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アフターブ セット 詩集   
風景画のいしぶみ
 訳と解説  横川 秀夫

賛   辞  美しい大地  (横川 秀夫 詩)  解 説  プロフィール
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第一部 同じ道を歩く

空 間  誓 い  その日はまもなく  憶えていますか  君が香料の園
わが風景画のいしぶみ  君よ去れ    花の断片  十年の死
君わが胸に帰るとき  ボラン メール  再結合  あまりにも遠くに旅して
一族はデルタの土に繋がって  フレダ宮殿の払暁  遠い隣人たち
ハンザ同盟都市でのある早朝
  そして新たに探求は始まった  ひとつのねがい
ボランプロポーザル   あのころに花の冠はなく
  ベイルートでの誕生
私は恐れなかった
  肉食動物  色あせ疲れきった娘カルカッタ  二人の友−二つの生  
一九四一年の今日のこの日   私たちの間に大海原が横たわって  同じ道を歩く

 
第二部 壊された玩具

 何故か知らない  レムノス  霧の行進
 
黄土砂と輪郭のはっきりとした死体あるいは宮殿の車  明け方のカーテン
 
私たちの魂が出会ったとき  挨 拶  熱情の奈落  壊された玩具  哀 悼
 
征服への騒動  その夢は潰えるべきだったのだ  あの年の八 月に
 
五月の春告草  優しい旅人  何時の日か我が友よ  ジアの死の初七日に

 我がほほえみの花輪  何が起ったのか  サントリーニの不稔性するめいか
 カヴァフィと共にセファロニアにて


第三部 機内での物思い

日本を去る前の20日間  機内でのもの思い  払暁の暗闇  輝く葉

 


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