アフターブ セット 詩集    
「風景画のいしぶみ」 への

   辞


三笠宮様より

ご自身の作になる御詩集 「風景画のいしぶみ」 有難く拝受いたしました。興味深く読了し、閣下の私に対するご思慮に富んだご配慮とご親切に深く御礼申し上げます。閣下のご多幸とご健康を祈念いたしますとともに、日印両国間の友好関係の更なる発展を心より祈念致します。


常陸宮様より

常陸宮殿下よりのご命令にて、ご恵贈たまわりました御詩集に対し、深甚の感謝の意をお伝え申し上げます。殿下は閣下の優れた芸術性とご配慮に深く感動致されました。


元内閣総理大臣 森善朗様より

御詩集 「風景画のいしぶみ」 拝読致しました。拝読しながら、閣下のご自宅にて私の妻ともどもいろいろな事を話しあったことが思い起こされました。翻訳者である横川氏が、詩をものすには大変な精神的かつ肉体的なエネルギーが必要である、と言っております。私は再度、閣下の生気に満ち満ちたエネルギーに驚嘆致しました。閣下の更なるご健康とご繁栄を祈念申し上げます。


慶応大学学長 安西祐一郎様より

御詩集 「風景画のいしぶみ」 ご恵贈たまわり有難うございました。その詩は君という詩人の精神の風景画であり苦悩であり、人の心の底に深く横たわるなにものかを目覚めさせてくれるものであります。それが喜びであれ悲しみであれ苦しみであれ、それぞれの生をより静かに見つめ、そしてしばしばその将来の生の様々な局面に対し、より深く経験することを勇気づけてくれるものであります。君の勇気であり、また生への深い洞察であるこれらの風景画は、実に私を奮い立たせて下さいました。君の精神をより深く追い求め、そして自分自身を奮い立たせるため、私はなお君の詩を読み続けます。


(原文翻訳 横川秀夫)