フィリス ホーゲ詩集 愛と祈りの彼方  (50)
横川 秀夫訳

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清々しい静かな一日


朝、ゆらめく光のなかで、
私は刺激臭のある綿毛のような
冬アスターの花々をその茎から切りとる。

今、早朝五時光を集めながらその花々は
六インチの高さの
マーマレードの瓶のなかの
澄んだ水のなかに集合し立ち続けている。

 

 

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