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第2章 自然 (12)

述 懐


陽が登るとともに歩き

腹の空きかげんにあわせて食し

陽が沈み疲れて眠る


はるけくもこの終りのない旅は
目指して

いずこへと赴くか


なぜに旅なのかと
いったいに何ごとなのかとも思い

終りのない旅のさなか


足をとめ
沈丁花の芳香を深く吸い

雪の下のあでやかな白にめまいして


また歩きつづける