一流ホテルのスイート・ルーム、
なぜそうなったのか
とびっきりなブロンド美人の柳眉がたち
アー・ユー・メイキング・ア・フール・オブ・ミー、と言う
もの静かだった主演の腕っぷし男の目がキラリ光り
なんだとお、という表情に変る
なんだかんだの言い争いのあげくの果て
女の、ユー・ネバー・アンダースタンド・ミー の金切り声に
荒くれ男の低音の、ゲット・アウト・オブ・ヒヤー
女は、そっびんぐ・くらいいんぐ・ん・はっぎんぐ
そして
どちらからともなく、かれっしんぐ・ん・すくいーじんぐ
女の声はむせび
ィム・ソーリイ、 オゥ・ハニー
オー・アイ・ラブ・ユー、 ユー?
オゥ・アイ ・・・ アイ・ドゥ・ラブ・ユー
電気が消され
言い争いは終った